企業内診断士として長く活動してきましたが、2002年4月に独立しました。副業の仕事量が増大したことと、勤務先の組織が大きな再編となり、しがらみがなくなり潮時と思い決断しました。
独立で一番難しいのがタイミングだと思います。早すぎると失敗の危険性は高く、また遅すぎるとチャンスを失うことも多くなります。私は副業を最初から独立の助走期間として位置づけ、“公私混同”を徹底し、リスクを減らすことを心がけました。公私混同は中途半端でなく、どんな妨害があっても居直って行うことが大切だと思います。独立前には副業でも年間500 万円を稼いでいましたが、副業の選択は金額よりもノウハウの蓄積や人脈の構築につながるものを優先しました。
幸運にも、独立と同時に大学の講師、ITコーディネータ関連、公的機関、診断士の先輩諸先生方からの紹介などで何とか無事にTAKE-OFFしました。ヘーゲルは、「すべて世の中に存在するものは偶然的な選択により、不確実なものから確実なものへと止揚する。それを実現するのは知識の充実である。」と言っています。独立すると、まさに一寸先は闇の世界ですが、自己研鑽しながら知識を充実させ、上昇気流に乗りたいと思っています。
(林 誠 makoto-hayashi@jcom.home.ne.jp)
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