社団法人中小企業診断協会東京支部 中央支会
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2007年中央支会新年賀詞交歓会(報告)

 平成19年1月13日(土)鉄鋼会館(東京都中央区)にて、講演会140名、懇親会131名の方にご参加いただき、新年賀詞交歓会が盛大に開催されました。

 まず、最初に外部からお招きした講師の方から、最も注目されるITの進化によってもたらされる仕事や生活の変化についてのご講演をいただき、次に中央支会支会長より中小企業診断協会中央支会の今後の活動についてお話をいただいた後、参加者と来賓の方々による懇親会が行われました。


(1)講演 「ITのこれから、ベンチャーのこれから」(15:00~16:00)
     西 和彦氏(株式会社ITNY代表取締役、須磨学園学園長、
            前米国マイクロソフト副社長、前アスキー代表取締役社長)

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【ITのこれから】

 IT技術の進歩によって仕事や情報アクセスが短時間でできるようになり、その分時間を手に入れることができようになった。インターネット時代の最大のサービスは時間の短縮であり、今後これをはずしたビジネスは長続きしない。

 この手に入れた時間をどのように使うかが今後のテーマになってくる。

 楽しい時間はすぐに経過するが、苦痛な時間は長い。楽しい時間をすごしたいならば、時間を自らコントロールして意識的に楽しく時間を使うように考えなおす。そして、楽しい人生を送るというように根本的な考えかたを変えなければならない。

 「西氏が考える21世紀的な生き方」とは「楽しく働き」「楽しく遊び」「楽しく学び」「楽しく奉仕する」である。

 これから情報化・マルチメディアのビジネスを展開してゆく中で、心の豊かさの引き出し方が大切なポイントになる。

【ベンチャーのこれから】

 ベンチャーはお金がなく、信用がない。信用が無いからお金が借りられない。唯一売れるものは「自分」であり「会社」である。「自分」や「事業」を売るための道具として事業計画がある。

 資金を調達できるベンチャーの必要条件とは

 1.その分野で競争力があること
 2.社長も社員もよく働くか
 3.長く続く可能性があるか
 4.事業に社会的意義があるか

であり、このために大切なことは

 1.得意なことをする
 2.好きな仕事をする
 3.充電時間を自分に与える

ことである

 リーダーに必要なのは、世の中がこれからどうなるかを感じ取ることができて、それに対応できること。

 人々は人生の大半を仕事に費やすが、仕事を楽しんでいる人はごく少数である。自分自身に余裕がなくなると人生そのものに余裕がなくなってしまう。いかに仕事を楽しくするかが重要になる。
 同時に仕事の成功はお金ではないということを成功する前に教える必要がある。

 これからの社会の評価は金儲けよりもいかに楽しく仕事をして、人生をHAPPYにしているかに対して高い評価を生むような意識改革が必要になる。

 「楽しく仕事をしていれば、利益も必ず上がる」

 今の社会は制限だらけだが、人の能力に限界はない。自分自身で限界を設けたときに成功はストップする。

 ベンチャー企業とは会社の規模をいうのではなく、会社のありようを言う。
 「小さくても、大きくても、ベンチャーはベンチャー」

 「自分自身の能力の可能性について自分で制限を加えてはいけない」
これがベンチャー精神である。


(2)講演 「中央総合研究所の新たな活動の開始にあたって」 (16:00~16:45)
     宮崎 一紀氏(社団法人中小企業診断協会東京支部中央支会長)

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【活動目的と内容】

・継続的なコンサルティング活動、研修などへの組織的アプローチによるビジネス活動への支援と社会貢献
・他のシンクタンクと遜色のない研究活動、発表活動による中小企業診断士の知名度向上、社会評価向上

【活動への考え方】

・自ら参加するグループを組織化
・運営委員会の設置
・5つの活動グループの設置
・4区NPO等との連携・支援を実施

 現在はみなし法人だが、先が見えてきた段階で法人化を検討している。

【具体的活動内容】

1.実務従事支援事業
 資格更新の要件獲得および実力養成を支援する。18年度には7件の実績と募集案件4件、19年度には「随時募集方式」と「定期公募案件」を予定している。

2.コンサルティング事業
 実施内容の策定、提携先(金融機関、投資育成会社、ファンドなど)の開拓、個別企業への提案、リーフ作りを進めている。

3.セミナー・研修事業
 複数回の継続研修の開発・開拓や、助成金対象講座認定などの企業向け研修、セミナーの企画・立案・提案等を進めている。

4.研究・調査事業
 19年度はまず1~2程度のテーマを設定して活動を開始する予定。

5.国・都の施策活用事業
 19年度でアプローチ可能な施策を取り上げて、企業への提案や支会独自の活動を実施する。

 中央支会および参加の中央総合研究所の組織の一員という肩書きと意識を持って中央支会のイメージを生かす営業活動を行う。


(3)懇親会 (17:00~18:00)

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 宮崎一紀支会長の挨拶の後、来賓を代表して中央区役所区民部商工課長の田中武様、東京商工会議所中小企業再生支援部の西尾昇治様、中小企業診断協会専務理事の水元明則様よりご挨拶をいただき、そのほかにも多数のご来賓にご出席いただきました。小林勇治東京支部副支部長による乾杯の音頭により、和やかに交歓会が開催されました。
 最後は小出康之副支会長による万歳三唱による中締めで無事終了。本年の皆さまのご発展、ご健康、ご健勝を祈って散会いたしました。


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