社団法人中小企業診断協会東京支部 中央支会
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第49回通常総会開催(報告)

平成19年5月12日(土)鉄鋼会館において、中央支会第49回通常総会が開催されました。大勢の会員の参加を得て、無事終了することができました。
以下、その概略についてご報告いたします。

■第一部 基調講演
外務省出身で、アジア・北朝鮮情勢に詳しい、尚美学園大学鐸木昌之教授をお招きし、朝鮮半島の地政学的な歴史背景から最近の北朝鮮情勢、及び中国、ロシア、アメリカ等の対北朝鮮外交戦略について、講演をいただきました。

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演題 「半島の地政学と最近の朝鮮情勢 ―北朝鮮を中心に―」
講師 尚美学園大学総合政策学部教授 鐸木昌之(すずきまさゆき)氏

・中国と北朝鮮の関係について

 中国の北朝鮮に対する経済的支配が進んでいる。中国は北朝鮮に原油を供給しているが、その原油を止められると、食料品、生活必需品の価格が高騰し、北朝鮮国内は大混乱となる。北朝鮮は、中国の言うことを聞かざるを得ない状況にある。

・金日成、金正日による独裁体制の確立について

 北朝鮮では、配給制度を採用し、人民の全ての食料から、生活必需品に至るまでを国家が供給している。これにより、人民を何も考える必要がない状態にし、国家の言うとおりに動かせる状態にしている。10万人が参加しての世界最大規模のマスゲームも、北朝鮮だからできるものと言える。脱北者が、北朝鮮の外に出て一番困るのは、「自分が食べるものを、自分でお金を払って決めなくてはならない」ということとも言われている。

・北朝鮮国内の情勢の変化について

 北朝鮮国内での市場経済の勃興により、金正日による独裁体制は崩壊しつつある。現在は暴力によって封じ込めている状態であるが、確実に統制力は衰え始めており、もし側近の裏切りなどが起こると情勢が大きく変化することも考えられる。

・戦略的な北朝鮮外交について

 アメリカ、中国、ロシア等では、北朝鮮の保有する希少資源(鉱物資源、エネルギー資源)を求めて、北朝鮮に対して戦略的な外交を展開している。一方日本では、残念ながら、戦略的な取り組みを開始していない状況にある。


■第二部 第49回通常総会
議案書に基づき5つの議案が審議されました。賛否については以下のとおりとなりました。

第1号議案 平成18年度事業報告並びに収支決算(支会) 賛成とする方 679名、否とする方 1名 
第2号議案 平成18年度事業報告並びに収支決算(総研) 賛成とする方 679名、否とする方 1名
第3号議案 平成19年度事業計画案並びに収支予算案(支会) 賛成とする方 679名、否とする方 1名
第4号議案 平成19年度事業計画案並びに収支予算案(総研) 賛成とする方 679名、否とする方 1名
第5号議案 任期満了に伴う役員の改選 賛成とする方 675名、否とする方 5名

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■第三部 研究会・マスターコース紹介、実務従事説明会
ブース形式・発表形式にて、中央支会に所属する研究会・マスターコースの活動紹介、及び入会受付が実施されました。また、併せて実務従事説明会も開催されました。

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以上


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