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グローバル・ウインド [第8回] 地域イノベーションと国際交流 ~中国視察団での体験を例に~

Global Wind (グローバル・ウインド)
[第8回] 地域イノベーションと国際交流 ~中国視察団での体験を例に~

佐藤 暢

 2007年の7月に、長江デルタ地域を対象とした中国におけるハイテク産業開発や産学連携事業の一端を垣間見ることを目的とした視察団に参加する機会を得ました。詳細はこちら(中国高新領域探訪)をご参照いただければ幸いと存じますが、ここでは、本視察に限らず、視察・交流に当たっての視点などを、やや雑感的ではありますが、中小企業診断士としての立場から考えてみたいと思います。

○「地域の国際化」は今後の地域イノベーションのカギの一つ

 ここ一年ほど、産学官の連携による我が国の地域イノベーション創出を支援する事業の一員として日々業務を推進しています。その主業務の一つは「科学技術による地域産業の活性化等の支援」ですが、とくにこのごろは、「地域の国際化」や「国際的な産学連携」といったことが課題として挙げられることが少なくないと感じています。
 これらは、たとえば中小企業庁等が進めている「中小企業地域資源活用プログラム」や「地域中小企業知的財産戦略支援事業」などでも当てはまる面があるのではないかと思います。すなわち、国際化の波が地域にも確実に迫り来る中、海外ビジネスの場だけでなく、国内ビジネスの場においても、国際的なバランス感覚を持つことが、今後ますます重要となってくるのではないかと思うのですが如何でしょうか。

○国際視察・交流においても戦略的な思考と行動が不可欠

 日本の各地域/地方の長所を活かし、競争力を確保しつつ、国際交流等を展開していくためには、まず「相手を知ること」、つまり現地のビジネス事情等にも精通する必要があると思います。とくに、視察・交流の現場において、主体的な行動をより確実なものとするためには、まずはその目的や狙いなどを十二分に踏まえつつ、事前の情報収集にもとづく全体状況の俯瞰的な把握、視察・訪問の位置付けや狙いなどについての関係者間の十分な意識合わせ、次のアクションに繋がるキーマンの見極めと確実なコーディネート、といった、戦略的な思考が不可欠となってくるのではないかと感じています。

○情報収集の参考事例 ~中国ハイテク産業動向を例に取った場合~

 ちなみに、事前の情報収集や見極めなどの観点から、たとえば中国ハイテク産業の現状や動向等をより効果的に理解するにあたっては、まずその全体を俯瞰的に把握することも有益であることは言うまでもないことと思いますが、その際、下記のような専門サイトが活用できるかと思います。興味のある方はご参照されては如何でしょうか。

中国ハイテク産業の窓

                       佐藤 暢(中央支会国際部 東京支部ワールドビジネス研究会)


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