10月5日(水)、中央支部青年部では今年度2回目のワンコインセミナーを開催しました。17名の方にご参加いただき本当にありがとうございました。

今回の講師はタレントから新聞社、広告代理店とメディア業界で20年以上の実務経験を持つ中保達夫会員。マスメディアを活用した実践的なプロモーションの手法をテーマにセミナーを進行しました。はじめに、佐藤正樹副支部長から挨拶をいただきました。

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中保会員はタレントをされていた異色の経歴があり、我々の知っているドラマへの出演や雑誌への掲載の話から新聞社・広告代理店勤務への転機や診断士に至るまでの経緯などユーモアあふれるお話で楽しくはじまりました。

テレビ・ラジオ・新聞といった各マスメディアそれぞれの特性を豊富な事例を交えた説明や広告代金の根拠の解説が非常にわかりやすく、さらに「200万使用した際のそれぞれの媒体でどこまで広告できるか」をテーマとしたワークショップを通してプロモーションする時には媒体に関する知識が必要なことを実感しました。プロモーションを行う際には、広告を掲載する媒体について①購読層②発行部数③発行頻度④読まれ方などの情報を把握することで、目的に合わせて選択することができ、効果を狙うことができることを理解できました。そして、プレスリリースを行う際の具体的な手法・手順など診断士として企業を支援するときに使える方法を教えていただきました。また、マスメディアの状況変化や現状についてのお話は非常に興味深いものでした。

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途中、中小企業診断士のプロモーションについて必要性や効果の事例を含めたお話があり、我々自身のためにできるプロモーション活動があることを気づかされる内容もありました。今回は、今回はマスメディア関係の診断士の方々の参加もあり業界の雰囲気が漂う中で、中保会員のメディア業界での経験や知識・ノウハウから実践的かつ効果的なプロモーションのヒントを得ることのできたセミナーとなりました。最後に濱口誠一青年部部長の挨拶により盛況のうちに終了しました。

アンケートにおいても、「実際の状況を踏まえた話が聞けた」「メディアの総括的な話と裏話的な話もあり楽しかった」など、高く評価するコメントが多く見られました。

ワンコインセミナーは講師の経歴や経験に基づいて、さまざまな分野で役に立つ情報・知識をテーマに開催しております。今年度も引き続き開催しますので、皆様のご参加をお待ちしております。

中央支部 末廣 秀樹