中央支部では、1月17日(水)日本橋公会堂にて、「中央支部 実務従事Next指導員志願者向け説明会」を開催しました。「実務従事事業の手続き・運営の手引き」を用いた、指導員の責務、指導員・副指導員の登録方法などの基本的な事項の説明から、診断センス、統率力、対応力など指導員に期待される能力の説明に続き、活躍されている指導員の先生2名とのパネルディスカッションによる質疑応答が行われました。

 特にパネルディスカッションでは、参加者から事前に入手した質問事項で多かった、①案件の探し方、②参加者との接し方、③指導の方法について、実際の指導員の方から1つ1つ丁寧な説明がありました。案件をどう見つけるかは、指導員としても苦労するところで、金融機関からの紹介などで対応しているとのことでした。また事務的な面で、参加者が協議する会議場所を探すにも苦労するとのことでした。このように指導員として苦労はある一方で、複数人で企業診断を行うことで、自分一人では思いつかない考え方、懇親会でいろいろな職業の方の話が聞けるなど、指導員の立場であっても新たな気づきがあり、やりがいのある仕事であるとの話がありました。

 実務従事支援部は、新たな指導員を増やし多様な実務従事が実施できる仕組みを構築する予定で、その中で指導員と副指導員との自発的な交流方法の仕組みづくりや研修カリキュラムの作成と実施を、今後3年をかけ進めていく予定とのことです。

 私も、この説明会をきっかけに、3年後に指導員として活躍できるよう、皆様と切磋琢磨したいと考えております。

中央支部 鈴木克実

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