8月21日(火)中央支部 青年部ではワンコインセミナーを開催しました。
 今回の講師は、東京プレゼン塾(マスターコース)代表、プロフェッショナル・プレゼンテーション研究会(東京協会認定)代表を務める橋本歌麻呂会員。
 今回は、日本アンガーマネジメント協会 認定ファシリテーターでもある橋本会員によって、怒りなどの感情をマネジメントする「アンガーマネジメント」をテーマに、講義とワークショップがバランスよく配されて参加者同士も盛んにディスカッションしながら理解を深めていくセミナーとなりました。

 友田青年部副部長の開会のあいさつでスタートして、今回は中央支部金綱副支部長もご出席いただき、当日行われた高校野球甲子園の決勝を交えたご挨拶を頂きました。

 セミナーは、怒りの仕組みの理解、怒りをマネジメントする具体的な方法や怒りの伝え方を学ぶ3部構成で行われました。
 ① 怒りが生み出される仕組を理解する。
  このパートでは怒りの仕組みを簡単に分かりやすくご説明いただきました。なかでも、『怒りの正体は、「・・・であるべきだ」という私たち自身の理想や価値観に対する、現実とのギャップ』という内容については参加者の方も「なるほど!」と、とても納得をされていました。

 ② 怒りの感情と上手につきあう方法を身につける。
  つぎに、怒りは許せるゾーンと許せないゾーンがあり、マネジメント次第では許せる範囲が広がるというもの。例えば、相手に対する期待度を下げたり、自分の怒りを客観的にみたり等という手法をご紹介頂きました。

 ③ 怒りを上手に伝えるアイ・メッセージの方法を学ぶ。
  最後のパートは、怒りを相手にうまく伝える方法ですが、具体例が非常に分かりやすかったので一部ご紹介させて頂きます。

 例えば、相手の説明に対してわからない旨を伝えたい場合、主語を私にする・相手の行動について主観的な評価をいれない・自分の意見・感想・受け止めた事実として受け止めるだけで、怒りを相手に嫌な気持ちをさせにくい点は私自身も非常に納得しました。

 例えば下記の例です。

(例)相手の説明に対してわからない旨を伝えたい場合
 『ユー・メッセージ』あなたの説明はロジカルでない。
 『アイ・メッセージ』わたしは、今の説明はわからなかった。

 最後に学びの共有を参加者同士でおこないました。皆さんからご意見が出ていたのは
  ・視点の切り替えができた。
  ・まず怒りの構造を認識することで踏みとどまれそうだ。
など、今日のセミナーを受けることで怒りのマネジメント視点が持てたという声が多数あがり満足度の高いものとなりました。

 その後、講師の橋本会員のまとめの後、濱口青年部部長からご挨拶と青年部活動紹介を行い、セミナーを締めくくりました。

 日々の気持ちの持ち方ひとつから実践できる本講義は、すぐはじめられるのにとても興味深い内容でした。
 ワンコインセミナーは、青年部の講師の経歴や経験に基づいて、さまざまな分野で役に立つ情報・知識をテーマに開催しております。今年度も引き続き開催しますので、皆様のご参加をお待ちしております。
以上

青年部ワンコイン橋本さんセミナー1

青年部ワンコイン橋本さんセミナー2