Global Wind (グローバル・ウインド)
Journey to HongKong ~香港を旅して~

中央支部・国際部 土田 浩之

 今回のグローバルウィンドは、先日私が訪れた香港について、その魅力や感じた事を紹介しようと思います。
【香港の基本情報】
 まずは香港を訪れたことのない方の為に香港の基本情報についてお伝えします。香港の正式名称は「中華人民共和国香港特別行政区」です。香港は、1842年から1997年までの間、イギリスの植民地とされており、1997年に中国に返還されました。その後、完全に中国として機能できるまでには時間が必要とされることから、一国二制度という姿勢が執られています。
面積は、1,104キロ平方メートルで札幌市とほぼ同じ大きさです。人口は、700万人を超えており、アジアを代表する世界都市の一つとなっています。
 また、香港の公用語は、中国語と英語で、普段話されている言葉は中国語の方言である広東語です。公の場では、英語と中国語(広東語または北京語)の表示があります。イギリス系の会社などでは、英語、北京語、広東語の3カ国語を共通語として使われることが多いようです。
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【香港のお勧めスポット】
 そして次は、私が旅の中で訪れたお勧めスポットについて紹介します。
1.ビクトリアピークで世界No.1の夜景を鑑賞
 「世界3大夜景」を皆さんご存知でしょうか?イタリアのナポリ・日本の函館・そして中国の香港です。特に香港の夜景は「100万ドルの夜景」の異名を持つほど夜景が美しいことで有名です。ビクトリアピークは、そんな香港の美しい夜景を一望できるお勧めスポットです。
 そして、そんなビクトリアピークに佇むパシフィックコーヒー。全面ガラス張りで絶好の夜景が眺められるコーヒーショップです。ここでゆっくりコーヒーを飲みながら眺める夜景はまさに100万ドルの価値があります。
また、夜景を彩るビルの上には、日本企業の名前も多く見つける事ができました。異国の地で奮闘する日本企業、思わず応援したくなりました。
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2.女人街で現地マーケットの活気に触れる
 香港ではナイトマーケットが盛んです。女人街はそんな香港のお勧めのナイトマーケットです。全長450メートル程のマーケットには、各種衣類や雑貨などが格安で並んでおり、全体が活気で溢れていました。日本の商店街もこういった海外のマーケットに学ぶ事は多いかもしれません。
 またここでは、値段はあってないようなものです。最初に提示される価格から如何に交渉して安くできるか、熾烈な価格交渉を楽しむのも醍醐味の一つです。
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3.ランカイフォンで異国情緒溢れる多国籍な雰囲気を味わう
 「香港の六本木」。ランカイフォンはこの様に表現されており、欧米人が集う素敵なバーが沢山あります。ギラギラのイルミネーションや道に突き出した電飾看板など、香港の定番の風景とは異なり、異国情緒溢れる多国籍な雰囲気が漂うランカイフォンを歩いていると自分が香港にいることを忘れてしまいそうでした。中国と欧米の文化が融合しているランカイフォンを是非訪れてみてください。
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 以上、簡単ですが香港の魅力について紹介させて頂きました。香港は日本から4時間と非常に近く、また見所も豊富で、ちょっとした海外旅行には最適の場所です。今回のグローバルウィンドを読まれて香港に少しでもご興味をお持ちになった方は、是非一度訪れてみてください。
 それでは、再見(ツァイツェン)!