平成29年11月18日(土)に、TKP新橋カンファレンスセンターにて、「中央支部まつり2017」が開催されました。

 「中央支部まつり」は、一般社団法人中小企業診断協会が、11月4日を「中小企業診断士の日」と定めたことに伴い、これに連動して、昨年から開催しているイベントです。2回目の開催である今年は中小企業診断士の「ブランド向上」をテーマにさまざまな企画が開催されました。

 今回は中小企業診断士のご家族、中小企業診断士試験を受験中の方々にも広く参加を呼びかけました。当日の参加者数は144名(内、資格取得前11名)、その他に多数のご家族が参加され、総勢170名近くの賑やかなイベントとなりました。

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【開催したイベント】
(1)研究会・マスターコース活動成果発表会
 現在中央支部には19の研究会、19のマスターコースが支部認定を受け活発な活動を行っています。その中から14の研究会・マスターコースが参加し「中小企業診断士のブランド向上」をテーマに日頃の成果の発表を行いました。各団体とも4分間という限られた時間の中で工夫を凝らしたプレゼンを実施し、様々な切り口での「ブランド向上」の取り組みを聞くことができました。
 今回は若手診断士による会場での審査の他、来場者全員に4ポイントを渡し来場者による投票も実施しました。審査の結果は下記の通りとなり懇親会会場で表彰式を行いました。

<審査結果>
 ・支部長賞:売れる!人気プロ研修講師・コンサルタント養成講座
 ・優秀賞:みんなのプロコン塾~活躍する診断士の王道、テオリア・メソッド!
 ・優秀賞:稼げる!プロコン育成塾

研究会部 西原寛人

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(2)支援機関連携パネルディスカッション
 中小企業・小規模事業者の支援機関である東京都中小企業振興公社総合支援部 酒井係長様、東京信用保証協会経営支援部 佐藤課長様、東京商工会議所中央支部 栗山事務局長様、東京商工会議所ビジネスサポートデスク 豊留課長様と中小企業診断士で千代田区議である大坂先生の合計5名をお招きして、パネルディスカッションが開催されました。
 当日、コーディネーターを務められた八木支部長の進行のもと、「支援機関と診断士との関わり」、「診断士のお役たち度及び診断士に求めるもの」、「診断士と機関との関係強化」等が議論され、知見豊富なパネラーの方々の率直なご意見を拝聴することが出来たことは、参加者にとって非常に有意義な時間となりました。

渉外部 加藤伸一

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(3)チームビルディング
アイスブレークゲームで体感しよう!チームビルディング入門~子供も大人もすぐに仲良し!30分で深まる絆~、と銘打って、世界最高峰を踏破した”チョモランマ診断士”こと高取剛充会員が普段合宿で行うチームビルディング研修を30分にギュッと凝縮してチームビルディングのエッセンスを楽しく伝えました。参加者は楽しいゲームを通じて子供も大人も自然と仲良くなれるチームビルディングを体感しました。
30分と短い時間でしたが、初めに軽く体を動かすミニ体操のあと、①全体で共通点からグループを作っていく「カテゴリー」で全体の雰囲気がほぐれ、②お互いのニックネームを呼びあいながらマスコット人形を投げる「ネームトス」で参加者は大人も子供もすっかり打ち解けることができました。
交流イベントのトップバッターとして当日のイベント全体のアイスブレークにもなり、和やかな雰囲気が醸成されました。診断士にとってもセミナー等で活用できるアイスブレークゲームを楽しく学べた良い企画となり大変有意義なイベントとなりました。

国際部 山﨑 肇

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(4)家族自慢
 今回の中央支部まつりでは、中小企業診断士のご家族のみなさまにもご参加いただけるようにしよう、という新たな取り組みにチャレンジしました。その目玉企画として、交流イベントの2つ目のパートで、お子さまが楽しめるイベントとして、「パパママあてゲームコンテスト」を開催しております。
 当日は、約10組のファミリーにご参加いただいた中、「パパママあてゲームコンテスト」には5組のファミリーにご参加いただきました。
 目隠しをした状態で手足に触れながらパパママを探すお子さまの姿が非常に可愛らしく、会場は和やかな雰囲気に包まれました。ゲーム結果は、5組中3組のお子さまがパパママを当てることに成功し、豪華景品をゲットしました。おめでとうございます!
 元気なお子さまたちに囲まれ、診断士の先生方も元気をもらったのではないでしょうか。本イベントについて好評の声を数多くいただいております。
 これからも中央支部では、ファミリーで参加する診断士できるイベントを企画して参ります!

会員部 筒井元浩

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(5)「出版タイトル」を考えよう
 交流イベント、「出版タイトル」を考えようでは、診断士の奥様等ご家族や男性診断士の方々に参加いただきました。
 第1部では、「出版業界のビジネス活用と新たな発見」と題し、出版社の株式会社ユサブル代表取締役の松本卓也様より、セミナーを開催しました。
 診断士として興味深い出版が、実施にどういった活用になるのか、また出版を通して得られるメリットとして、自分のビジネスを具体的に構築するプロセスそのものである、という話をお聞きしました。
 第2部では、そのセミナーの話に基づき、女性診断士の魅力、その付加価値として、ディスカッションを実施しました。
 診断士の奥様方から、女性診断士はどういった社会的役割を担う存在となりえるのか、また多様な診断士の仕事そのものを明らかにしていくことで、その魅力を伝えていくことにつながるのではないか、といった客観的なご意見をいただける機会となりました。
 女性診断士に限らず、診断士という幅広い分野に関わる仕事は、その特徴や独自性をいかに利用者の視点で決定していくことが、社会から求められているということを改めて認識する有効な時間となりました。

会員部 吉野太佳子

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(6)中小企業診断士の特技披露
 「中小企業診断士やご家族の方にもリラックス&楽しめる時間をご提供すること」をコンセプトに「中小企業診断士による心と体のリラックスタイム!~会場を和ませる華麗なる特技~」を実施しました。
 当日は、国際部 松島大介部長のサルサ、国際部 井村正規副部長の弾き語り、広報部の星多絵子会員のダンスを披露いただきました。ご家族を中心に多くの方にご参加いただき大変盛況でした。時には会場の方も参加することもあり、時には笑いもあり、時には歓声が沸くなど各々の特技がキラリと輝いていました。

青年部 高久雅樹

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(7)懇親会
 中央支部まつりの一連のプログラム終了後、盛大に懇親会が行われました。今回は、中小企業診断士だけでなく、ご家族や受験生も数多く御参加いただきました。お子様連れのご家族には特別にテーブル席を御用意して、おもてなしをさせていただきました。お子様たちが楽しくはしゃぐ中、受験生は真剣に先輩診断士からの話に耳を傾けるといった光景が随所に見られ、会場は熱気に包まれていました。
 パパママ当てゲーム参加者への賞品授与では、賞品をもらった子供達の満面の笑みが印象的でした。子供達にとってはパパやママの診断士としての一面を知ることのできる貴重な一日になったことと思います。
 研究会・マスターコースの成果発表会の表彰式では、若手診断士が論理的に審査結果を講評するなどして、大いに盛り上がりました。
 懇親会を締めくくったのは大ジャンケン大会でした。今年は昨年と違い、図書カードや流行の玩具などの景品をご用意したので、大人から子供まで十分お楽しみいただきました。来年はもっと多くのご家族や受験生をお招きし、更にパワーアップした懇親会を展開したいと思います。

ビジネス創造部 田中 順

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以上