◆フィリピンは東南アジアの大国であり、次の進出海外拠点として注目されているという事をご存じでしょうか?
人口は1億900万人、過去10年中期的に6%のGDP高成長を維持し、一人当たりGDPは3,500米ドルであるフィリピン。日本からのFDI(外国直接投資)は、とりわけ製造業では電子機器に強みがあり、日本企業と深いつながりを持ちます
現在、フィリピン政府は長期の税制優遇で、海外からの質の高い長期投資を「本気で誘致」しています。先日発表されたトランプ関税において、ベトナム46%、タイ36%そして同盟国である日本に対しては24%、そんな中フィリピンに対しては17%となっており、今後のベトナム、タイに次ぐ輸出拠点として注目されています。また、本年4月には石破首相がマルコス大統領を訪問し、両国が自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、引続いての連携が確認されています。
◆荒れる東欧に加えて直近では緊迫する中東情勢などダイナミズムに激動する経済のなかで、中堅・中小企業の経営者を応援する診断士になるために—。今こそ、フィリピンについて知っておくタイミングです。
フィリピンにとって日本は第2の輸出相手国であり、最大のODA供与国、且つ長年にわたるFDI投資家でもあります。加えて、同国は日本から一番近い東南アジアで地理的優位性をもち、実は公用語が英語であり、日本人にはとても聞きやすい英語です。フィリピンはいまだ人口ボーナス期の利益を享受しており、これは市場拡大・人材確保の優位性となります。しかも、フィリピン人は大の親日家でもあります。
◆日本から一番近い東南アジア本当のフィリピンをどれくらい知っていると言えるでしょうか?そんなフィリピンを診断士として、まずはお知り頂きたいと思います。
本セミナーでは、フィリピンビジネスに詳しい内部講師による導入講演「フィリピンの概要」について解説し、駐日フィリピン共和国大使館貿易投資部(貿易産業省(DTI)所属)の外部講師による「フィリピン進出の魅力」を解説します。
また、本講座は現役の大使館スタッフによる英語講演を国際部員による逐次通訳付きで運営する「新機軸」でもあり、近くて遠い、ともすると余り知られていないフィリピンを正しく理解し、同国との連携を強化することが日本企業の発展の可能性を広げる一助となれば幸いです。
◆また、英語で国際交流したい方、懇親会にも奮ってご参加下さい。
<講師紹介>
フィリピン大使館の商務参事官または貿易産業省DTIスタッフを予定。講師プロフィールは大使館との掲載確認後に、イベントペイ申し込み画面でご覧頂けます。
1.第1回講演テーマ:「フィリピン進出の魅力」
(事例紹介、成功ポイント、優遇政策、米国トランプ関税下におけるアドバンテージ等)
2.講師:駐日フィリピン共和国大使館貿易投資部の講師
(逐次通訳は中央支部国際部員が担当)
3.日時:セミナー2025年7月16日(水)19:00~20:30
懇親会 同日20:40~「SINGAPORE SEAFOOD REPUBLIC銀座」(徒歩5分)
(銀座2-2-14 マロニエゲート銀座1の11階)
シンガポールシーフードリパブリック銀座
4.セミナー会場(ハイブリッド)
①対面参加 東京都中小企業会館 会議室(東京都中央区銀座2-10-18 8階)
②オンライン参加 URLやミーティングIDは開催の2日前までに別途送信します。
5.参加費:1,000円(懇親会参加は別途5,500円)
申込方法:イベントペイからの申込み
6.対象・定員:全国の中小企業診断士の方(試験合格後、登録前の方も含みます)
会場60名(懇親会40名)
オンライン100名
7.申込期限:2025年7月14日(月)17:00
8.問合せ先:東京都中小企業診断士協会 中央支部 国際部「インド・フィリピン通養成講座」担当
メールアドレス: chuo-kkc-india@googlegroups.com