活動報告

実務従事支援部「企業内診断士でも活躍できる!実務従事指導員・副指導員スキルアップセミナー」開催報告

実務従事支援部では2025年11月29日(土)に、中小企業会館8F会議室にて「企業内診断士でも活躍できる!実務従事指導員・副指導員スキルアップセミナー」を開催いたしました。

本セミナーは、副業可能な企業内診断士の方を中心に、指導員・副指導員として活動するために必要な知識やノウハウを学び、活動の幅を広げていただくことを目的としています。

当日は24名の会員にご参加いただきました。参加者は登壇者の実体験に基づく講義に熱心に耳を傾け、後半のパネルディスカッションでは積極的に質問する姿が見られました。当日実施したプログラムについては以下の通りです。

 

1.開会挨拶:東京都中小企業診断士協会 中央支部実務従事支援部  水口 健 部長

2.セミナー①実務従事制度について(実務補習との違い):東京都中小企業診断士協会 実務従事支援部 上品 忍 部長

実務従事制度の概要、参加者の特徴、実務補習との違いを具体的に解説いただきました。また、案件の種類や診断の流れ、報酬制度、登録要件など、実務従事参画の全体像についてご説明いただきました。

3.セミナー②実務従事の魅力と学び:堀 竜一郎 先生

実務従事へ参加した経緯や体験談を紹介し、案件選択の自由度や診断ノウハウ習得などの魅力をお話いただきました。また、副指導員になったきっかけや、実務従事で心掛けていること、得られた学びを共有いただきました。

 

 

4.セミナー③副指導員から指導員へのステップアップ:小松 弘樹 先生

副指導員から指導員へ進む過程や、実務従事の進め方に関する実体験をお話いただきました。会場・設備面への配慮、事前調査や診断の方向性検討、参加者との接し方など、実践的な工夫についてご説明いただきました。

5.セミナー④実務従事支援企業の探し方:水口 部長

支援先企業の獲得方法やアプローチの工夫を解説。秘密保持・利益相反への注意、経営改善支援機関の概要、支援拠点との違いなど、指導員として必要な視点をお伝えしました。

6.パネルディスカッション(小松先生・堀先生・上品部長・水口部長)

事前準備の内容、推奨されるコミュニケーションツール、参加者満足度向上のポイントなど、実務的な論点についてお話いただきました。参加者からは、診断先企業が情報不足の場合の対応方法、指導員・副指導員への進み方、AI活用の考え方など多様な質問が寄せられ、先生方からは具体的な回答や最新情報をご提供いただきました。

 

 

 

7.閉会挨拶・名刺交換: 東京都中小企業診断士協会 中央支部 大野 進一 副支部長

大野副支部長よりご挨拶いただき、本セミナーの総括と励ましのお言葉をいただきました。その後、名刺交換が行われ、参加者同士が交流するよい機会を提供することが出来ました。

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