「中央支部まつり2019」開催報告（詳細）

令和元年11月16日（土）に、TKP御茶ノ水カンファレンスセンターにて、「中央支部まつり2019」が開催されました。

「中央支部まつり」は、一般社団法人中小企業診断協会が、11月4日を「中小企業診断士の日」と定めたことに伴い開催されたイベントで、今年で4回目になります。ビジネス機会、キャリア形成、スキルアップ、人脈形成につながる充実の企画が開催されました。

当日の参加者数は、総勢130名近くの賑やかなイベントとなりました。　　

【開催したイベント】

（１）支部まつり限定！研究会・マスターコースの真実

研究会部の「支部まつり限定！研究会・マスターコースの真実」は、パネラー９団体の参加を得て、パネル・ディスカッション形式で、研究会・マスターコースの紹介を行いました。
より活発なディスカッションを期待して、参加団体を２つのグループに分け、各団体の自己紹介プレゼンテーションの後、各々約30分のパネル・ディスカッションを行いました。
延べ約50名の来場者を前に、マスターコースは、研究会とは、という一般的な設問への回答や、個々の団体固有の方法・考え方が語られていきました。
研究会が２団体と参加が少なかったことが惜しまれますが、印刷物、HP、一般的な紹介プレゼンテーションや成果発表会では、なかなか出てこない各団体活動のより掘り下げた内容が、語られていました。
新入会員もさることながら、次のステップについて考えておられる既存会員の方々へも有意義な企画になったものと思います。

　

（２）成功する診断士への道を開く！キャリアアップセミナー＆パネルディスカッション

前半のキャリアアップセミナーでは、楊典子会員にご登壇いただきました。
楊典子会員は、小学校の頃将来の夢に「中小企業診断士」を挙げ、実際に診断士の資格をとり、現在コンサルをする中で、小さい頃からの教育が重要という想いから、塾経営者としても活動されています。
診断士のキャリア形成に資する経験を存分にお話しいただき、参加者も熱心にメモをとりながら聞き入っていました。

後半のパネルディスカッションでは、前半で講演いただいた楊典子会員に加えて、中央支部で活躍されている、独立診断士の三好康司会員、姫田光太会員、企業内診断士の高橋利忠会員にも加わっていただきました。
診断士としてどのように歩まれてきたかをざっくばらんにお聞きしました。
ここでしか聞けない貴重なお話も飛び出し、参加者の満足度の高いイベントでした。

（３）未来の人気講師がガチンコ勝負！講師オーディション

「講師オーディション」は初めての開催であったものの、登壇者募集を開始してからわずか半日で、10名の登壇枠が埋まってしまい、さらにはキャンセル待ちまで出るほど応募が殺到！賞金に加えて、優勝者はビジネス創造部主催のセミナーへの登壇機会も獲得できるとあって、始まる前から期待の高まる企画となりました。
イベント当日は延べ70名以上の聴衆が集まり、登壇者のマル秘ノウハウを吸収しようと熱心に聞き入っていました。今年度登録の新人から登録後30年の大ベテランまで、総勢10名の中央支部会員が、人気講師を目指して独自のネタやプレゼン技術などを7分間に凝縮し、競い合いました。審査員は、東京都中小企業診断士協会の鳥海孝副会長、同理事・事業開発部長の青木公司会員、中央支部ビジネス創造部長の小島慶亮会員の3名。プレゼン内容、技術、論理展開や存在感など多角的で厳しい審査の結果、優勝の勝目猛会員、2位の土佐林義孝会員、3位の神宮司大心会員に賞金が贈呈されました。残念ながら入賞とならなかった7名の発表も、90分のフルバージョンで聴きたいと思わせるコンテンツばかりでした。

左から、2位の土佐林義孝会員、優勝の勝目猛会員、3位の神宮司大心会員

（４）中央支部の大好評企画！！キャリア・カウンセリング

中央支部の大好評企画であるキャリア・カウンセリング。今回は当日申込2名を含め、10名の参加がありました。おもに新人診断士から、具体的な仕事の獲得の仕方や、独立準備、副業としての診断士活用などの相談がありました。ベテラン診断士からのアドバイスで多くの気づきを得られ、「参加して良かった」「具体的なアドバイスをいただき、行動してみようと思った」「安心し、自信になった」「何か方向性が見えた」などの感想が寄せられました。